2026.08.24

動悸が気になるとき、受診すべき目安とは?

階段を上ったときや、ふとした瞬間に「ドキドキ」と胸が高鳴ることはありませんか。単なる緊張や疲れなのか、それとも体からの大切なサインなのか、判断に迷う方は少なくありません。

結論からお伝えすると、動悸は多くの場合、過労や緊張などによる一時的なものですが、続く場合や他の症状を伴う場合は、内科的な検査を受けることをおすすめします。まずは安心してください。落ち着いて症状を確認していくことが、適切な対応につながります。

この記事では、動悸が起こる仕組みや、受診を考えたほうがよいサイン、当院での診療の流れについて分かりやすく説明します。神奈川県平塚市で「どこを受診すればよいか分からない」と感じている方にも、参考にしていただける内容です。

動悸が起こる仕組み

心臓の拍動を意識する状態

動悸とは、心臓の拍動を強く、あるいは速く感じる状態のことです。普段は意識しない心臓の動きを、はっきりと自覚することを指します。

これは必ずしも病気を意味するものではありません。運動後や緊張した場面でも、誰にでも起こり得る自然な反応です。

主な原因の分類

動悸の原因は、大きく分けて一時的な要因と、体の状態に関わる要因の2つに分けられます。

  • 一時的な要因:睡眠不足、カフェインの摂取、精神的な緊張やストレスなど
  • 体の状態に関わる要因:不整脈、貧血、甲状腺機能の異常、自律神経の乱れなど

たとえば、寝不足の日にコーヒーを多く飲んだあとに動悸を感じる方は多くいらっしゃいます。このような場合は、生活を整えることで落ち着くこともあります。ただし、繰り返し起こる場合は、体の状態に関わる要因が背景にある可能性も考えられます。

受診を考えたいサイン

症状の続き方に注目

動悸が数秒でおさまる場合と、数分から数十分続く場合とでは、体への影響が異なることがあります。特に、繰り返し起こる場合や、安静にしていても続く場合は注意が必要です。

症状の頻度や持続時間をメモしておくと、診察時に伝えやすくなります。

他の症状を伴う場合

動悸だけでなく、他の症状を伴うときは、早めの受診を検討していただきたい場合があります。

  • 胸の痛みや圧迫感を伴う
  • 息苦しさやめまいがある
  • 意識が遠くなる感じがある
  • 安静にしても動悸がおさまらない

これらの症状がある場合は、自己判断で様子を見るのではなく、医療機関での確認をおすすめします。診断はあくまで診察を受けてからでなければ分かりません。

受診前に確認しておきたいこと

症状を整理するポイント

診察をスムーズに進めるためには、事前に症状を整理しておくことが役立ちます。

  • 動悸を感じたのはいつ、どんな場面か
  • どのくらいの時間続いたか
  • 他に気になる症状はあったか
  • 持病や服用中の薬があるか

たとえば、「階段を上ったあとに数分だけドキドキした」など、具体的な状況を伝えていただくと、原因を考えるうえでの参考になります。

生活面での振り返り

睡眠時間や食事内容、カフェインやアルコールの摂取量なども、動悸に関係することがあります。直近1週間ほどの生活を振り返っておくと、診察時の説明がしやすくなります。

当院での診療の流れ

問診と検査の進め方

当院では、まず患者様のお話を丁寧に伺い、症状の経過を確認します。そのうえで、必要に応じて心電図や血液検査などを行い、原因を探っていきます。

  1. 問診で症状や生活習慣を確認
  2. 必要に応じて心電図や聴診で心臓の状態を確認
  3. 血液検査などで貧血や甲状腺の状態を確認
  4. 結果に応じて、生活面の見直しや専門的な検査のご案内

症状が一時的なものであれば、生活習慣の見直しをご案内することもあります。一方で、詳しい検査が必要と判断した場合は、専門の医療機関をご紹介することもあります。

検査で分かること

心電図では、不整脈の有無や心臓の動きの傾向を確認できます。血液検査では、貧血や甲状腺の状態など、動悸に関わる体の状態を確認する手がかりが得られます。

ただし、一度の検査だけで全てが分かるわけではありません。症状が続く場合は、経過を見ながら再度検査を行うこともあります。

よくある質問

動悸は年齢とともに増えるのですか

加齢によって心臓の働きや自律神経のバランスが変化することはあります。ただし、年齢だけが原因とは限らないため、気になる場合は診察を受けることをおすすめします。

ストレスだけでも動悸は起こりますか

はい、精神的な緊張やストレスによって動悸を感じることはよくあります。ただし、繰り返す場合は他の原因も考えられるため、注意して経過を見ていただきたいです。

何科を受診すればよいですか

まずは内科での相談が適しています。必要に応じて、循環器を専門とする医療機関をご案内することもあります。

まとめ

動悸は多くの場合、一時的な体の反応ですが、続く場合や他の症状を伴う場合は、体からの大切なサインかもしれません。症状の続き方や伴う症状を確認し、気になる点があれば記録しておくと診察の助けになります。

  • 動悸の多くは一時的な要因によるもの
  • 胸の痛みや息苦しさを伴う場合は早めの受診を検討
  • 診断は診察と検査を通して確認することが大切

神奈川県平塚市周辺で受診先をお探しの方も、まずは症状を整理したうえでご相談いただければと思います。気になる症状があれば、お早めにご相談ください。

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